Posted by みなこ On 6月 - 24 - 2022 階段下を上手に活用しよう はコメントを受け付けていません
二階建てや三階建てには欠かせない存在の階段ですが、この階段を設けることで階段下にはデッドスペースが生まれてしまいます。このデッドスペースを上手に有効活用させなければ住宅への不満へと繋がってしまうのです。
今までは階段下というと日用品や掃除機などを収納する収納庫として利用するケースが大部分でした。しかし、階段の形状によっては使いにくい収納庫となってしまうケースもあるのです。私が以前住んでいた二階建ての住まいの階段下に設けられていた収納庫は、奥行があり、奥へ行くほど天井が低くなっていました。一度奥に物を収納してしまうと、収納した物を把握しにくく、また手前に収納しているものと出してから、奥の物を取り出さなければならず面倒でした。さらに照明も設けられていなかったため暗くて、夜には物の出し入れがしにくかったのです。階段をどこに設置するか、どのような形状の階段にするかで階段下の適した活用法も変わってくるのです。
最近ではリビング内に階段を設けるリビングイン階段が増えています。同じ収納スペースを設ける場合には、リビングという空間を意識してあえて見せる収納にしてインテリア性に配慮するケースも多いです。階段をスケルトン階段にして、階段下にしっかりとあかるさを確保し、この階段下にカウンターを設置してパソコンスペースや子どものスタディーコーナーとして利用するケースも人気です。
階段下を居住スペースの一部としてオープンに利用させるのもいいでしょう。ペットを飼っている家庭では階段下をペットの居場所となるペットコーナーとして利用させたり、テレビ台を設置するケースもあります。
階段を計画する際には、階段下をいかに活用させるかもしっかりと考えておきましょう。
Posted by みなこ On 6月 - 15 - 2015 階段 はコメントを受け付けていません
最近ではリビング階段を取り入れる家庭が非常に増えてきました。リビング階段の魅力は家族の繋がりを大切にできることです。玄関入ってすぐのところに階段を設ける間取りが多かった以前は、子ども達が成長するといつ帰宅していつ外出したのか分からないということもしばしばあったと思います。それは玄関から直接二階の自分の部屋へ行き来できるからです。リビング階段にすることで、家族の集まるリビングを必ず通らなければ二階の自分の部屋には行くことができません。リビングで家族が顔を合わせる機会が増え、自然とコミュニケーションが生まれやすくなります。
このリビング階段には種類があり、階段の入り口がリビングに面しているリビング階段と、リビングの中に階段がオープンな状態で存在するリビング階段があります。階段の入り口がリビングに面しているリビング階段は、リビング階段の唯一のデメリットである、二階からの冷気の流れ込みを食い止めることができます。入口部分をロールカーテンやドアを取り付けることで、二階からの冷気の流れ込みを食い止めることができ、また気になる冷暖房効率も高められます。
リビングの中にあるリビング階段はリビングのインテリア的な要素も兼ね備えています。階段が中心のリビングもおしゃれです。オープン階段の下のデッドスペースはオープンスタイルの見せる収納にすることもできますし、パソコンスペースなど収納だけではない活用法ができます。リビング階段にして家族の繋がりを大事にし、階段のデザイン性にもこだわった家にしたいものです。