Posted by みなこ On 4月 - 4 - 2022 小上がりの和室 はコメントを受け付けていません
ワンルームのような一体感のあるLDKの延長線上に小上がりスタイルの和室を設けました。
今までは玄関近くに独立型の和室が設けられることが多かったですが、最近では我が家のようにリビング延長側の和室が増えています。
和室の建具を開け放つことでリビングとの一体感が高まり、より広さや開放感が得られます。和室をリビングの延長として多目的に普段使いしやすい空間として活躍してくれます。子ども達が遊んだり、昼寝をしたり、ママが洗濯物をたたんだりとさまざまなシーンで活躍してくれます。子どもが利用していてもキッチンで家事をしている私からしっかりと目が行き届くため安心ですし、顔を合わせてコミュニケーションをとることもできます。この和室に高さを設けて小上がりにすることで、洋風LDKと畳の和室という異なるテイストの空間が隣接しても互いの空間に違和感を与えません。建具で仕切らなくても空間に立体感が生まれることで、メリハリの役目を果たしてくれます。
数センチほどの中途半端な段差にするのではなく、腰掛にちょうどいい高さにしました。そうすることで和室をベンチ代わりとして活用でき、家事の合間にちょっと腰を下ろして休憩することができます。リビングのソファで座ってくつろいでいる人と同じ目線の高さとなり同じ空間と時間を共有している一体感がしっかりと得られるのです。畳の下に生まれるデッドスペースは引き出し収納として有効活用させることができますし、和室の中央を掘り込み、冬は掘りコタツとして利用することもできるのです。
暮らしに合った和の空間造りを行うようにしましょう。
Posted by みなこ On 7月 - 14 - 2016 二つの玄関がある家 はコメントを受け付けていません
我が家の玄関はメインのお客様用の玄関と、家族用の玄関と動線を二つに分けました。動線を分けたことで良かったなと感じる部分が2点あります。まず1点目は、メインのお客様用の玄関を常にきれいに保つことができることです。動線が同じであれば、子ども達が帰宅すると靴は脱ぎっぱなしですし、外で使用した子どものおもちゃやスポーツ用具、ベビーカーや三輪車など玄関やポーチ部分に置きっぱなしになっていることが多く、物に溢れた玄関で住まいの顔を台無しなのです。
しかし動線を分け、家族用の玄関はシューズクローク側にすることで靴や物を片付け、室内へ入ることができるため、メインの玄関には靴や物が散らかりにくくなるのです。そして2点目は、小さな子ども達に靴や傘、外で使用したおもちゃを片付けるという習慣が身に付いたことです。靴や物を収納するシューズクロークからスムーズに室内へ入れるように動線のスムーズさを確保したことでこの習慣が自然と身に付いたのです。子ども達の靴は自分で出し入れできる下段部分に並べ、靴の出し入れのしやすいことからこの習慣が身に付いたのだと思います。
動線と物の出し入れのしやすさは重要なのです。そして何と言っても玄関の快適性を保つためには物が散らからないように収納力を充実させることです。ベビーカーや三輪車などの大きさのあるものまでスッポリと収納できるシューズクロークにしておくといいと思います。また旦那さんの趣味がゴルフという家庭も多いでしょう。このゴルフ用品の収納場所に頭を悩ませている家庭も多いと思いますが、大きな物まできちんと収納できるシューズクロークがあると収納場所にも悩みません。玄関の充実を高めるには、動線と収納力が大事なのです。