住宅!新築?リフォーム?

きれいなお家に住みたい

縁側のある和室

Posted by みなこ On 7月 - 28 - 2022 縁側のある和室 はコメントを受け付けていません Subscribe here

縁側と聞くと、どこか懐かしささえ感じられますが、我が家の和室にはこの縁側を設け、風情ある和の空間を作り出しています。縁側とは、広い廊下のような屋根付きの中間境域であり、部屋と庭との間に位置します。

縁側は、部屋と部屋をつなぐ廊下としての役割もありますし、日よけや風雨対策として、庭との距離を縮めてくれる場としてや、親しい来客者をもてなす場としても活躍してくれます。さまざまな機能のある縁側は、我が家にはなくてはならない癒しの空間となっています。和室の縁側は段差を設けず床の高さを合わせています。小さな子どもから足腰の弱ってきている両親世代にも安心して行き来をすることができます。和室と縁側の境に設けられている引き戸を開けると室内と外が同じ高さとなり、ひと続きの一体感のあるスペースに感じられるのです。

子ども達と日向ぼっこをしたり、お庭で遊ぶ子ども達を眺めながらママ友とお茶をしたり、夜は夫婦で星空を眺めながら晩酌をすることもあります。室内にはない庭との一体感や屋外の心地よさを肌で感じられる特別な空間なのです。

室内でありながらも屋外のような空間は、個室で過ごしているかのような居心地の良ささえ感じられるのです。

これは縁側ならではの魅力と言えます。昔ながらの風情を感じられる縁側にしながらも、実用性も兼ね備えました。天井には室内物干しを完備しているのです。悪天候時や夜洗濯を行った場合など、屋外に洗濯物を干せない場合に利用する室内物干しとしても利用させています。ここに衣類を干している時には建具でしっかりと仕切っておくことで、和室や他の部屋から洗濯物が見えないため生活感を感じさせません。

室内物干しを利用しない時は天井にスッキリと収められるためスペースに影響もしないのです。

縁側を設け、和室の居心地の良さをより高めておいてはいかがでしょうか。

階段下を上手に活用しよう

Posted by みなこ On 6月 - 24 - 2022 階段下を上手に活用しよう はコメントを受け付けていません Subscribe here

二階建てや三階建てには欠かせない存在の階段ですが、この階段を設けることで階段下にはデッドスペースが生まれてしまいます。このデッドスペースを上手に有効活用させなければ住宅への不満へと繋がってしまうのです。

今までは階段下というと日用品や掃除機などを収納する収納庫として利用するケースが大部分でした。しかし、階段の形状によっては使いにくい収納庫となってしまうケースもあるのです。私が以前住んでいた二階建ての住まいの階段下に設けられていた収納庫は、奥行があり、奥へ行くほど天井が低くなっていました。一度奥に物を収納してしまうと、収納した物を把握しにくく、また手前に収納しているものと出してから、奥の物を取り出さなければならず面倒でした。さらに照明も設けられていなかったため暗くて、夜には物の出し入れがしにくかったのです。階段をどこに設置するか、どのような形状の階段にするかで階段下の適した活用法も変わってくるのです。

最近ではリビング内に階段を設けるリビングイン階段が増えています。同じ収納スペースを設ける場合には、リビングという空間を意識してあえて見せる収納にしてインテリア性に配慮するケースも多いです。階段をスケルトン階段にして、階段下にしっかりとあかるさを確保し、この階段下にカウンターを設置してパソコンスペースや子どものスタディーコーナーとして利用するケースも人気です。

階段下を居住スペースの一部としてオープンに利用させるのもいいでしょう。ペットを飼っている家庭では階段下をペットの居場所となるペットコーナーとして利用させたり、テレビ台を設置するケースもあります。

階段を計画する際には、階段下をいかに活用させるかもしっかりと考えておきましょう。

無垢材フローリング

Posted by みなこ On 6月 - 4 - 2022 無垢材フローリング はコメントを受け付けていません Subscribe here

今までは合板フローリングが敷きつめられた住まいで生活していました。しかし、新居には無垢材フローリングを取り入れました。木が与えてくれるぬくもりや木目の美しさ、そして肌触りは合板フローリングと無垢材フローリングとでは全く異なります。無垢の木だからこその安らぎや暖かさを与えてくれ、一年を通して裸足での暮らしを楽しむことができるのです。

素足で触れた時の身体の衝撃を適度に吸収してくれる踏み心地に安心感さえ得られます。無垢の木には、成長していく過程で根から水分や養分を吸い上げ蓄えるために無数の導管があります。乾燥した木材にはその導管が空気層の役割を果たし、空気中の余分な湿度を吸収したり、過度な乾燥した状態においては湿度を放出するという天然の湿度調整機能が備わっているのです。だからこそ住んでいるだけでその空間から心地よさを実感することができるのです。

この空気層があることにより音を吸収する効果があるとも言われており、木の厚さに比例してその効果も高いのです。また、経年変化を楽しむことができるという魅力もあります。無垢の木に含まれる油分が表面を包み少しずつ木目に艶を与え、長い時を経て、熟成された深い味わいを与えてくれるのです。合板フローリングだとこのような変化を感じることができないだけでなく、物を落とした時についたキズが目立ってしまうのです。

無垢材フローリングであれば、キズがついても経年変化によってそれを味わい深さへと変えてくれます。合板フローリングと無垢材フローリングでは、無垢材フローリングの方が少々割高な素材にはなってしまうのですが、その分得られる魅力も多いだけに、予算に合わせて上手に素材選びを行うことが大切なのです。

建売住宅

Posted by みなこ On 5月 - 2 - 2022 建売住宅 はコメントを受け付けていません Subscribe here

マイホームを購入する際、注文住宅にしようか建売住宅にしようか迷う人も多いことと思います。今日は建売住宅について考えてみたいと思います。建売住宅とは、土地の場所や広さ、建物の間取りやデザインなど、すでにプランが完成している住宅を言います。建売住宅の多くが大人2人・子ども2人の4人家族を想定して建てられています。

それぞれの建物に若干の間取りの違いはあるものの、そのほとんどが同じような間取りの住宅ばかりです。建築業者にとっては、決められている分譲地内にどれだけ多くの住宅を建てられるかで得られる利益も変わってくるため、なるべくギリギリの広さで土地を仕切り、よりコンパクトな建物を建てるかということを重視する傾向になるのです。

このように自由度がほとんどない建売住宅だけに、希望する間取りにより近い物件に出会えるかどうかがポイントでもあるのです。建売住宅は販売価格もあらかじめ提示されています。そのため予算化しやすいですし、この価格には土地の代金も含まれており、土地を探す手間もかかりません。そして、建売住宅は建物が完成しているケースが多く、実際の間取りをそのまま確認することができます。さらに、日当たり状況や、外からの騒音なども実際に体験できるので大きなメリットと言えるでしょう。

価格の安さが購入の決め手となったという人も多いです。建売住宅は規格化された住宅が多いため、建築コストを安く抑えることができますし、開発地などが多いため土地の代金も安く設定されていることが多いです。同じ条件の土地に注文住宅を建てるとなると、土地の仲介手数料など余計な費用もかかるため2~3割のコストアップとなるのです。

注文住宅と建売住宅それぞれに特徴があるので、しっかりと特徴を把握し、自分に合った手段でマイホームを手に入れましょう。

 

小上がりの和室

Posted by みなこ On 4月 - 4 - 2022 小上がりの和室 はコメントを受け付けていません Subscribe here

ワンルームのような一体感のあるLDKの延長線上に小上がりスタイルの和室を設けました。

今までは玄関近くに独立型の和室が設けられることが多かったですが、最近では我が家のようにリビング延長側の和室が増えています。

和室の建具を開け放つことでリビングとの一体感が高まり、より広さや開放感が得られます。和室をリビングの延長として多目的に普段使いしやすい空間として活躍してくれます。子ども達が遊んだり、昼寝をしたり、ママが洗濯物をたたんだりとさまざまなシーンで活躍してくれます。子どもが利用していてもキッチンで家事をしている私からしっかりと目が行き届くため安心ですし、顔を合わせてコミュニケーションをとることもできます。この和室に高さを設けて小上がりにすることで、洋風LDKと畳の和室という異なるテイストの空間が隣接しても互いの空間に違和感を与えません。建具で仕切らなくても空間に立体感が生まれることで、メリハリの役目を果たしてくれます。

数センチほどの中途半端な段差にするのではなく、腰掛にちょうどいい高さにしました。そうすることで和室をベンチ代わりとして活用でき、家事の合間にちょっと腰を下ろして休憩することができます。リビングのソファで座ってくつろいでいる人と同じ目線の高さとなり同じ空間と時間を共有している一体感がしっかりと得られるのです。畳の下に生まれるデッドスペースは引き出し収納として有効活用させることができますし、和室の中央を掘り込み、冬は掘りコタツとして利用することもできるのです。

暮らしに合った和の空間造りを行うようにしましょう。

パントリー

Posted by みなこ On 3月 - 7 - 2022 パントリー はコメントを受け付けていません Subscribe here

キッチンには食材をはじめ、調理器具やレシピ本など物が多い場所です。そこで最近ではキッチンパントリーの存在が欠かせません。広さに余裕があればウォークイン型のパントリーを設けておき、スッキリとしたキッチンを保てるようにしておきたいものです。

キッチンの生活感を出さないようにパントリーに食器棚を設置するというケースも少なくありません。ウォークイン型のパントリーを設けておけば、自分好みのキッチンに仕上げられます。浅型と奥行のある棚と2種類の可動オープン棚を設けておきます。浅型の棚には調味料や缶詰など賞味期限が見えるように整理しておきます。これなら賞味期限切れを防ぎやすくなります。奥行のある棚には野菜や乾物、お菓子やジュース、お酒などをストックしておきます。使用頻度の低い調理器具を整理しておくこともできます。下部には分別ごみ箱を並べておいたり、お米の備蓄スペースとしても活躍します。単にものを収納しておく場所にするのではなく、ママのワークスペースとして利用できるように作業カウンターを造り付けておくのもいいでしょう。

ママ達は家計簿をつけたり、夕飯の献立を立てたり、裁縫や子ども達の宿題のチェックなどデスクワークすることも多いのです。パントリー内にこれらの作業に集中できる作業カウンターがあると、個室で過ごしているかのような感覚が得られ、デスクワークをしやすく、ママ個人の時間も大切にできます。他には、パントリーに勝手口を設けて外との繋がりを持たせておきます。内土間仕上げにしておくと、土がついているものでもサッと一時置きしておくことができますし、スリッパが雨や砂ぼこりで汚れることもありません。

家庭菜園などでとれた野菜を一時置きしたり、ゴミの一時置き場としても活躍します。

パントリーの存在で家事のしやすさもキッチンの居心地の良さも変わってくるのです。

住まいの中心

Posted by みなこ On 2月 - 10 - 2022 住まいの中心 はコメントを受け付けていません Subscribe here

 家族が集まるリビング・ダイニング・キッチンを間仕切りのない1つの空間としてオープンにつないだLDKが人気の間取りとなっています。

このような間取りであることで、キッチンで家事をしていても、リビングで過ごす子どもの様子をしっかりと把握でき、また顔を合わせてコミュニケーションをとることができます。

さらに和室を隣接させておき、建具の開閉によってより広い空間にすることもできるのです。キッチンからこの和室にまでも視線が行き届くことで、和室で昼寝をする子どもの確認しながら、安心して家事を行うことができるのです。このように対面式キッチンにすることで、キッチンからの見通しが良くなり、家事と育児のしやすさが増し、またテレビの配置によっては大好きなテレビ番組を見ながら楽しく家事を進められます。

この対面式キッチンとダイニングが対面する形の場合、ダイニングとの距離が近く、カウンターを活用させることで配膳や後片付けの手伝いがしやすくなります。また、カウンターの立ち上がりがあることで、キッチンがリビングから見えにくくなり、気になる手元部分をしっかりと隠しておくことができます。キッチンとダイニングが隣り合う形も増えています。配膳や後片付けの動線が短く、横移動なので移動のしやすさが高まります。調理したものをサッと一時置きすることができますし、親子クッキングの際にも便利さ作業台として活躍します。リビングスペースを広めに取りやすい配置でもあるため、家族で過ごす時間が多い家庭やカジュアルな雰囲気のLDKを希望する人には合っていることでしょう。

住まいの中心となるLDKは、家族構成やライフスタイルによって自分達にピッタリな間取りにしておきたいものです。

失敗したくないパートナー選び

Posted by みなこ On 1月 - 14 - 2022 失敗したくないパートナー選び はコメントを受け付けていません Subscribe here

 家造りを進めるにはまず、業者を選ぶことから始まります。

そして、このパートナー選びこそが家造りの最大のポイントと言えるのかもしれません。

希望に沿った、また期待した以上の住まいを手に入れることができるかどうかは、最適なパートナーに出会えるかどうかにかかっていると言っても過言ではないのです。しかし、ハウスメーカーから工務店まで併せると数多くの業者が存在するだけに、自分に合った最適なパートナーを見つけ出すということは容易ではないのです。

では、どのようにすれば最適なパートナーを選ぶことができるのでしょうか。そのポイントは、ハウスメーカー向きであるのか、工務店向きであるのか、自分のタイプをきちんと見極めておくことなのかもしれません。そこでポイントとなるのか、家造りに対する考え方です。

例えば、住宅への希望や不明確であるうえ、自分でいろいろと考えるのは面倒という人、共働きで家造りにあまり時間をかけられないという人は、提案力の高いハウスメーカーが向いていると思います。仮にこのようなタイプの人が工務店に家造りを依頼すると、提案を待ち切れず不満ばかりが募ってしまうかもしれません。

逆に建築主として自分が住宅に何を求めているかを明確に伝えられる人、住宅への要望やこだわりをしっかりと持っている人、家造りのプロセスをひとつひとつ楽しみたい人は、工務店が向いています。一緒につくりあげて行く気持ちで臨むことで、じっくりと腰を据えた分、こだわりが活かされた家造りを行うことができ、完成したときの達成感や充実感も高いものとなります。

まずは、ハウスメーカーと工務店どちらが自分に合っているかを判断しておきましょう。

住まいに求められること

Posted by みなこ On 12月 - 8 - 2021 住まいに求められること はコメントを受け付けていません Subscribe here

 「夏は涼しく、冬は暖かい」ということは、家造りを行う上で誰もが実現させたい基本事項と言えます。

冷暖房に頼ることなくエコな暮らしを求める人が多いのです。このように快適な暮らしを得るためには、気温・湿度・風・放射熱という4つの要素を上手にコントロールすることが大切なのです。人が快適だと感じる気温は20~25℃、湿度は40~60%の間です。これに心地よい風、物が発する熱エネルギーである放射熱という要素が結びついた体感温度が快適さを決めるポイントとなります。体感温度を快適に保つ方法はさまざまです。風の通り抜けやすい間取りにすることで夏を涼しくすることができます。

家の中に寒さを入れず熱を逃さないための技術である気密や断熱にこだわることで冬の暖かさを実現していくことができます。中でも断熱には、構造部分を断熱材でくるむ外張り断熱と、壁の中に断熱材を詰める充填断熱があり、施工方法もさまざまです。そして、断熱材においても種類が多数あるため、適した施工方法と適した断熱材を取り入れる必要があるのです。外気温に影響されることのない住まいにするには、窓の日射遮蔽性や断熱性も非常に重要となります。冬の暖房時の熱が流出する割合は、屋根5%、床7%、換気・外壁15%、窓58%です。夏の冷房時に熱が入る割合は、床3%、換気6%、外壁7%、屋根11%、窓73%です。この数字を見ても窓の重要性は一目瞭然です。そこで断熱性の高い断熱サッシを用いて、複層ガラスにする家庭が増えています。そうすることで外気温に左右されることのない住まいとなりますし、冷暖房効率も高められるのです。

これらに注目し、夏は涼しく、冬は暖かい住まいを手に入れましょう。

家計に優しい浴室にしよう

Posted by みなこ On 11月 - 9 - 2021 家計に優しい浴室にしよう はコメントを受け付けていません Subscribe here

 たくさんの光熱費と水を使う浴室は、実は家計の大事な節約ポイントとなります。そこでまず注目しておきたいのが浴槽です。

今までの浴槽は、断熱効果が弱く、6時間で5~6度もお湯の温度が冷めていきました。時間をおいて後から入るともうお湯がぬるくなっているということもあったのです。

しかし、今は床下からの冷たい空気を遮断し、浴槽全体を断熱材で覆った断熱性の高い浴槽にしていることで2~3度と2倍以上お湯が冷めにくいことになります。そうすると追い炊きや自動保温の必要性も減るため、光熱費を大幅に削減することができるのです。

そして、浴槽の大きさにも注意しておきましょう。浴槽の大きさも光熱費削減に深い関係があるのです。最近の浴槽は45㎝前後と浅くなっています。また、角部分を丸くしていたり、浴槽内に半身浴用のステップが設けられていたりすることで、従来は300リットル以上だった容量が約260リットル程度にまで少なくなったものもあります。その分水道代や光熱費を削減できるというわけなのです。そして、シャワーにも目を向けておきましょう。

入浴中は面倒くさくて、ついつい水やお湯を出しっぱなしにしてしまいがちです。しかし、最近のシャワーヘッドには水の出し止め用のスイッチがついているものがあり、手元で簡単に水の出し止めができるようになっています。とても便利ですし、大幅な水道代や光熱費の節約につながるのです。節水と光熱費節約の効果でお財布の負担の軽い浴室となり、家計を大きく手助けしてくれること間違いありません。

しっかりとこれらの点に注目し、浴室計画を立てましょう。