家造りを進めるにはまず、業者を選ぶことから始まります。
そして、このパートナー選びこそが家造りの最大のポイントと言えるのかもしれません。
希望に沿った、また期待した以上の住まいを手に入れることができるかどうかは、最適なパートナーに出会えるかどうかにかかっていると言っても過言ではないのです。しかし、ハウスメーカーから工務店まで併せると数多くの業者が存在するだけに、自分に合った最適なパートナーを見つけ出すということは容易ではないのです。
では、どのようにすれば最適なパートナーを選ぶことができるのでしょうか。そのポイントは、ハウスメーカー向きであるのか、工務店向きであるのか、自分のタイプをきちんと見極めておくことなのかもしれません。そこでポイントとなるのか、家造りに対する考え方です。
例えば、住宅への希望や不明確であるうえ、自分でいろいろと考えるのは面倒という人、共働きで家造りにあまり時間をかけられないという人は、提案力の高いハウスメーカーが向いていると思います。仮にこのようなタイプの人が工務店に家造りを依頼すると、提案を待ち切れず不満ばかりが募ってしまうかもしれません。
逆に建築主として自分が住宅に何を求めているかを明確に伝えられる人、住宅への要望やこだわりをしっかりと持っている人、家造りのプロセスをひとつひとつ楽しみたい人は、工務店が向いています。一緒につくりあげて行く気持ちで臨むことで、じっくりと腰を据えた分、こだわりが活かされた家造りを行うことができ、完成したときの達成感や充実感も高いものとなります。
まずは、ハウスメーカーと工務店どちらが自分に合っているかを判断しておきましょう。