建売住宅
マイホームを購入する際、注文住宅にしようか建売住宅にしようか迷う人も多いことと思います。今日は建売住宅について考えてみたいと思います。建売住宅とは、土地の場所や広さ、建物の間取りやデザインなど、すでにプランが完成している住宅を言います。建売住宅の多くが大人2人・子ども2人の4人家族を想定して建てられています。
それぞれの建物に若干の間取りの違いはあるものの、そのほとんどが同じような間取りの住宅ばかりです。建築業者にとっては、決められている分譲地内にどれだけ多くの住宅を建てられるかで得られる利益も変わってくるため、なるべくギリギリの広さで土地を仕切り、よりコンパクトな建物を建てるかということを重視する傾向になるのです。
このように自由度がほとんどない建売住宅だけに、希望する間取りにより近い物件に出会えるかどうかがポイントでもあるのです。建売住宅は販売価格もあらかじめ提示されています。そのため予算化しやすいですし、この価格には土地の代金も含まれており、土地を探す手間もかかりません。そして、建売住宅は建物が完成しているケースが多く、実際の間取りをそのまま確認することができます。さらに、日当たり状況や、外からの騒音なども実際に体験できるので大きなメリットと言えるでしょう。
価格の安さが購入の決め手となったという人も多いです。建売住宅は規格化された住宅が多いため、建築コストを安く抑えることができますし、開発地などが多いため土地の代金も安く設定されていることが多いです。同じ条件の土地に注文住宅を建てるとなると、土地の仲介手数料など余計な費用もかかるため2~3割のコストアップとなるのです。
注文住宅と建売住宅それぞれに特徴があるので、しっかりと特徴を把握し、自分に合った手段でマイホームを手に入れましょう。