キッチンには食材をはじめ、調理器具やレシピ本など物が多い場所です。そこで最近ではキッチンパントリーの存在が欠かせません。広さに余裕があればウォークイン型のパントリーを設けておき、スッキリとしたキッチンを保てるようにしておきたいものです。
キッチンの生活感を出さないようにパントリーに食器棚を設置するというケースも少なくありません。ウォークイン型のパントリーを設けておけば、自分好みのキッチンに仕上げられます。浅型と奥行のある棚と2種類の可動オープン棚を設けておきます。浅型の棚には調味料や缶詰など賞味期限が見えるように整理しておきます。これなら賞味期限切れを防ぎやすくなります。奥行のある棚には野菜や乾物、お菓子やジュース、お酒などをストックしておきます。使用頻度の低い調理器具を整理しておくこともできます。下部には分別ごみ箱を並べておいたり、お米の備蓄スペースとしても活躍します。単にものを収納しておく場所にするのではなく、ママのワークスペースとして利用できるように作業カウンターを造り付けておくのもいいでしょう。
ママ達は家計簿をつけたり、夕飯の献立を立てたり、裁縫や子ども達の宿題のチェックなどデスクワークすることも多いのです。パントリー内にこれらの作業に集中できる作業カウンターがあると、個室で過ごしているかのような感覚が得られ、デスクワークをしやすく、ママ個人の時間も大切にできます。他には、パントリーに勝手口を設けて外との繋がりを持たせておきます。内土間仕上げにしておくと、土がついているものでもサッと一時置きしておくことができますし、スリッパが雨や砂ぼこりで汚れることもありません。
家庭菜園などでとれた野菜を一時置きしたり、ゴミの一時置き場としても活躍します。
パントリーの存在で家事のしやすさもキッチンの居心地の良さも変わってくるのです。