家族が集まるリビング・ダイニング・キッチンを間仕切りのない1つの空間としてオープンにつないだLDKが人気の間取りとなっています。
このような間取りであることで、キッチンで家事をしていても、リビングで過ごす子どもの様子をしっかりと把握でき、また顔を合わせてコミュニケーションをとることができます。
さらに和室を隣接させておき、建具の開閉によってより広い空間にすることもできるのです。キッチンからこの和室にまでも視線が行き届くことで、和室で昼寝をする子どもの確認しながら、安心して家事を行うことができるのです。このように対面式キッチンにすることで、キッチンからの見通しが良くなり、家事と育児のしやすさが増し、またテレビの配置によっては大好きなテレビ番組を見ながら楽しく家事を進められます。
この対面式キッチンとダイニングが対面する形の場合、ダイニングとの距離が近く、カウンターを活用させることで配膳や後片付けの手伝いがしやすくなります。また、カウンターの立ち上がりがあることで、キッチンがリビングから見えにくくなり、気になる手元部分をしっかりと隠しておくことができます。キッチンとダイニングが隣り合う形も増えています。配膳や後片付けの動線が短く、横移動なので移動のしやすさが高まります。調理したものをサッと一時置きすることができますし、親子クッキングの際にも便利さ作業台として活躍します。リビングスペースを広めに取りやすい配置でもあるため、家族で過ごす時間が多い家庭やカジュアルな雰囲気のLDKを希望する人には合っていることでしょう。
住まいの中心となるLDKは、家族構成やライフスタイルによって自分達にピッタリな間取りにしておきたいものです。