家造りの際に主人が希望したのが書斎スペースを設けることです。男性にとって書斎スペースはマイホームの憧れの一つでもあると思います。好きなことして自分の時間を最大限に楽しんだり、持ち帰りの仕事を集中して行うことができる書斎スペースを我が家は、二階ホールを利用して設けました。
個室を希望していたのですが、スペースに的に余裕がなかったので階段を上がったホールを活用させたのです。個室で過ごしているかのような気分が味わえるようにカウンター後ろに程よい高さの壁を設けました。天井まで壁を設けてしまうと広さに限りのある書斎スペースがより狭く、圧迫感を感じてしまいます。
ホール部分からの明るさを確保しながら、また二階で過ごす家族の気配を感じながら過ごせる書斎スペースとなっています。横幅と奥行のあるカウンターを造り付け、パソコンや書類を広げて作業がしやすいように配慮しました。カウンターの下には可動オープン棚を設け、ノートパソコンやプリンターを収納しています。
そして、後ろに設けた壁を利用して埋め込み収納棚を設けました。壁いっぱいに広がる収納棚には、書類や本などを大容量に収納できており、部分的には雑貨や写真を飾りより落ち着けるプライベート空間が広がっています。広さに限りのあるスペースでも必要なものがきちんと必要な場所に整理でき、出し入れがしやすい収納があることで使い勝手のいい空間となります。明るく、スッキリとした書斎スペースは主人の最高の居場所となっているのです。