我が家の新築住宅には横一直線の家事動線を取り入れました。家事は毎日同じことの繰り返しです。なかなか楽しみながら行えるようにするというのは難しいことですが、家事の効率を高め、スムーズに家事を進められる環境を整えておくことで、家事への不満やストレスは確実に軽減させることができるのです。
まず一日三度もある食事の支度です。キッチンの真横にダイニングを設置しました。対面式キッチンの前にダイニングを設置する家庭は多いと思いますが、キッチンの真横にダイニングを設けた方が格段に配膳がしやすくなります。動線は短いですし、横移動なので行き来のしやすさも高まります。また家族にとってもキッチンの存在をより身近に感じられるようになるでしょう。そうすると子ども達も食後お皿を下げてくれたり、料理をお手伝いしてくれたり積極的にお手伝いするようになるのです。キッチンでの家事も親子や夫婦のコミュニケーションの一つとなり楽しみながら行えるようになるのです。
そして反対側にはキッチンと洗面室を隣り合わせで配置しました。キッチンで家事をしながら洗面室で別の家事を行う機会は多いです。行き来が頻回に行われる二つを横一直線で繋ぐことで、家事効率を高められ家事の時短も夢ではないのです。同時に2つの家事を行いやすくスムーズに家事を進められるのです。このように家事動線を意識して間取りを決めることで、家事のしやすさや効率は大きく変わってきます。毎日休みのない家事をいかに楽しみながら行えるかしっかり考えて間取りを決めましょう。