Posted by みなこ On 10月 - 29 - 2014 子どもの勉強場所 はコメントを受け付けていません
子ども部屋を設けてきちんと勉強机もあるのにそこで全く勉強していないという家庭も多いのではないでしょうか。
小学生のお子さんであればやく7~8割ほどの子たちがリビングやダイニングで勉強をしていると言います。
中学生でも5割ほどの子ども達が同様の場所で勉強しているのです。
実は家族が近くにいるリビングやダイニングで勉強するのは子どもにとっていい環境であるのです。学力も向上すると言われています。
身近に家族がいることの安心感や、分からない時にはすぐに質問ができる環境であれば勉強することが自然と楽しくなってくるのです。
しかし食事をするのも休憩するのも勉強するのも全て同じスペースで行うのは少々問題も出てきます。
キッチンでの音や臭いが気になり勉強に集中できなかったり、食卓に勉強後の消しゴムのかすが散らばっていたりすると衛生的にも良くありません。
リビングやダイニングに勉強に集中できるようにスペースを設けることでこれらの問題が解決するのです。
勉強に集中できるように明るさを確保することや、きちんとした姿勢で勉強ができることが大切なので壁に備え付けのデスクを設ける際には高さに気をつけることも大事ですし、上部には明るさを取り込めるようにして、勉強道具なども収納できるような収納スペースがあるのも便利です。
食事も休憩も勉強も全て同じスペースを使用することなく区別することでそれぞれの時間がより充実したものになるのです。
リビング・ダイニングで子どもを勉強させようと考えている家庭ではこのように勉強に集中できる環境を整えてあげるといいでしょう。
Posted by みなこ On 10月 - 2 - 2014 高齢になってからのための選択 はコメントを受け付けていません
住まいを新築する時、家族が生活するのに、安全で、快適に暮らすために、バリアフリーを考えるようになりました。できるだけ段差をなくすようにしますが、現実には、それだけでは十分とは言えません。開き戸を引き戸にしたり、廊下の幅を少し広く取ったりすることで、室内の移動がスムーズに行くようになります。根本的には、玄関やLDKから各プライベートルームへの生活動線やキッチンからトイレ、洗面脱衣所、バスルームの水回りへの家事動線をスムーズにすることも大切なことになります。水回りにおいても、それぞれ工夫が必要になってきます。
私の伯父が住まいを新築したのは、転勤の多かった現役時代を終えて、故郷で第二の人生をスタートさせる時でした。自分では若いと思っていても、これから高齢者の仲間に入りますし、ここが、終の棲家になると思っています。高齢になっても、安全に、安心して、暮らすことができるように、バリアフリーにしました。万が一、杖をついたり、車椅子を使ったりして、生活していくようになったとしても、支障がないように、廊下の幅も広めにとりました。できるだけ、真っ直ぐな動線を確保しました。
しかし、実際に生活を始めてみると、さまざまな問題が出てきました。例えば、洗面化粧台です。以前は、お風呂に入っている時に洗髪もいっしょに済ましていましたが、最近は、血圧が高くなって、長くバスルームにいることを避けたいと思うようになりました。特に、冬場は昼の温かい時間に洗面脱衣所にある洗面化粧台でするようになりました。しかし、中腰状態では腰が痛くて、たまりません。住まいを新築した時、洗面化粧台についても、洗髪しやすいようにシャワー水栓が付いていたり、椅子に座ったままでも、使いやすいように、洗面台の下に足が入れられるようになっていたりしたものを選べばよかったと思いました。