ある日、実家の近くでお家が取り壊されている現場を見つけました。
幼馴染の家でした。
建替えにしてはまだ新しい気がしたので幼馴染は家を売ってどこかへ越してしまったのかと心配になり、思わず電話をしてしまいました。
電話に出た彼女に「家どうしたの?」と聞くと
「建替えるんだよ。二世帯にしてお父さんとお母さんと私の家族で一緒に住むことにした」ということでした。
「でも、まだそんなに古くなかったよ?」といった私に幼馴染は
「もう築35年だったんだよ。リフォームでお金を使うより、私たちが一緒に住めばいいんじゃない?ってことになったのよ」
うらやましい話。
でも、35年で建替えって早くない?
とちょっと疑問がわいてしまいました。
今の住宅は昔の家と違って人工的に造られた材料で作っているから長持ちが効かないのだそうです。
それは合成的に作られた接着剤を使って張り合わせて作っているような材料を使っていて、その接着剤の効果が20年~25年で切れてしまうからなんだそうです。
切れるとどうなるのか、接着の効果がなくなるので簡単に言うとばらばらになるそうです。
そうなったらリフォームして新しいものと入れ替えるのか壊して新しく建て直すのか、という話になってきます。納得。
だけど、家ってそんなにもたないものなの?うちもそうだけど普通の家庭の人は25年も30年もローンを組んでがんばって払ってやっと支払いを終えた頃に建替え?
そんなのおかしくないですか?
疑問もだけれど、怒りにも似た感情がこみ上げてきました。
うちは大丈夫なのかしら?
心配にもなってきました・・・。