主婦にとって家事は365日休みがなく、高齢になった時でも続けなければなりません。
そこで家造りにおいては、家事のしやすさがポイントの一つでもあるのです。
家事の中心はキッチンです。このキッチンとよく行き来を行うのが洗面室です。
キッチンで朝食の支度をしながら、洗濯の作業を行ったり、夕飯の支度をしながら入浴の事前準備や洗濯物をまとめたりとこれら二つの空間で同時に作業をすることも多いだけに、キッチンと洗面・浴室は隣に設けておきます。
このような間取りにすることで互いの空間に4,5歩で移動でき、同時に2種類の家事を行いやすくなるのです。
キッチンで家事をしながら洗濯機の音も聞こえてきます。
そして、キッチンの横に設けた洗面室には勝手口を設けて、そのまま外に出られるようにしておきます。
ここには屋外用の洗濯物干し場を設けておくのです。
これなら洗濯物を洗う→干すという作業が効率よく行え、家事の効率化を図れますし、重たい洗濯物を抱えて移動する手間もかかりません。
そして、この洗面室の広さも家事のしやすさに大きく影響してきます。
広さのある洗面室ならここにファミリークローゼットを設けておけばタオル類だけでなく家族の下着や衣類など一か所で管理しておくことができます。
たたんだ洗濯物を一か所にまとめてしまうことができるため格段に家事への負担が軽減するのです。
また、天井には室内干しを設けておきます。悪天候時や夜洗濯を行った場合でも干し場に困らずに済むのです。
また、屋外で干している洗濯物をサッとこの室内干しへと移動できるのも助かります。
このように家事のしやすさを考え、しっかりと環境を整え家事を楽しみながら行えるようにしておきたいものです。
Archive for the ‘家族’ Category
思いがけず、自分の部屋を手に入れて大喜びの子供たち。
今までなかなか呼ぶことの無かった友達を家に招くようになりました。
しかも、私が居なくてもおばあちゃんがいてくれるのでおやつも出してもらえるし、おばあちゃんは優しいからお友達にも評判がいいし。
ちょっとジェラシーを感じつつ、いやいや、ありがたく、感謝しています。
そして二人とも自分の部屋に勉強机があることがうれしいらしく、なんと、勉強をするようになりました。
これは一番いい効果&驚きでした。来年は下の娘が高校受験。
上の娘は問題なく就職するとして、下の娘はもしかすると・・・。
なんて思ったりして。まあ、捕らぬタヌキではありますが。
しかし、なんにせよ勉強をするいいきっかけができてよかったなあと思います。
きっかけはどんなところにあるかわかりませんが、何かがあると子供って変わるんだと身をもって感じました。
子供が小学校に上がるからと家造りを決意する人が多いと聞きます。
このタイミングは親に「家を建てよう」と決心させるきっかけになるのでしょう。
そして、子供にとっては一人の部屋をもらうことで「何でも自分でやってみよう」と言う気になったり、勉強をする気になったりと言うきっかけ作りになるのでしょう。
山形で住宅を建てた友人は家を建てたことで家庭の居心地がもっとよくなり家族の絆が深まったと言っていました。
この友人は家の材料つまり建材をアウトレット価格で仕入れて家を建てたので普通よりも安かったそうです。
人それぞれのタイミング。人それぞれのきっかけ。そして日とそれぞれの幸せ。
家がすべてではないけれど、幸せの器と言う言葉は本物のようです。
今年のお正月は家族そろって迎えました。
でも、実際は毎年この家で過ごしていたから同じなのですが。
でも、子供たちにしてみたら「おじいちゃんちに行く」という感覚がなくなり、時間になると部屋から出てくる、用事が済むと部屋へ戻っていくような感じで、気ままになったので寂しいようなうれしいような・・・。
リフォーム後の住み心地もとてもよく私としては新築をしたよりも費用的にもかからず、思いのほか美しくなって満足です。
家がきれいになると人を呼びたくなります。
今年のお正月は久しぶりに熊本に住む叔父が遊びに来ました。
この叔父は熊本で健康住宅を建てる仕事をしています。
今は熊本で健康住宅を建てていますが、以前は新潟で新築の基礎を注文住宅工務店で修業をしていたらしく、
その時に空気環境にこだわった家づくりを知り家づくりの大切さを考えたそうです。
今の時代、便利になった分、いろいろな影響も出始め、特に住宅建材に含まれる化学物質は悪影響が懸念されて久しいところです。
我が家のリフォームはキッチンと浴室だけだったので健康住宅の概念はあまりありませんでしたが、
「もしも、壁のクロスを張り替えようと思うなら漆喰のリフォームを薦めるよ。空気環境もよくするし、調湿効果があって室内は快適だし。天然素材だからクロスと違って化学物質も出ないし。
金額的にはクロスよりも高いけど、耐久性もあるし、なんていっても健康住宅リフォームは体に優しいよ」と言われ、
大分で健康住宅の会社があるのかどうかを探ってみようと思いました。
リフォームしたばっかりなのに、もうまた内壁リフォームとか考えたりして・・・。
欲が深くて困ったものですね。
引越しの日がやってきました。
土曜日の朝からはじめましたが、娘たちは気を利かせたのか、めんどくさかったのか、お友達のお家に出かけていきました。
おかげで以前に泣かれた父親グッズを思いっきり処分できました。
今回は、あとで文句を言われないように、必要なモノは片付けて箱詰めして置くようにと箱を渡しました。
二人とも一生懸命箱詰めしていましたが、教科書等は散乱したまま当日を迎えました。
教科書を私が捨てるはずはないと踏んでいるのでしょうか。
まあ、そういうことだと思いますが。
箱の中に入っていなかった教科書を紐で縛って荷物にしました。
多分、ひもの形がついてしまうのですが、またこれは文句が出るんだろうと思います。
しかし、今回は負けません。
あんたたちが片付けないのが悪い!と怒ろうと思います。
どうなるかはわかりませんが・・・。
大分の中古マンションに住んでいる友人に手伝ってもらい、家具も引越しさせました。
実家の私たちが使っていた部屋に子供たちの部屋をふたつと私の部屋をひとつ確保しました。
これを今まで使っていなかったんだからもったいないなあと思います。
やっぱり帰ってきてよかったんだろうな。
居場所があってよかった、とほっとしました。
ずっと、ずっと、いろいろな想いがあって、
なかなか実家に帰る気になれなかった私ですが、これがいい機会になったこと、ありがたいです。
きれいなキッチン、きれいなお風呂、そして各々の部屋をもらった娘たち。
両親も気を遣うことが増えそうですが、暖かく迎えてくれて嬉しいと思います。
親孝行しないといけませんね。
実家に戻ることを決めて、それならば早いほうがいいと、大分のリフォーム会社にリフォームの申込をしました。
入れ替えたいキッチンやバスなどの建材を選びましたが、予算に余裕がなく、そこは両親に甘えて、私たちは、リフォームが終わってから引っ越すことになって、家の完成をただ待っています。
でも、今月一杯でこのアパートも引き払う予定。
お風呂とキッチンが新しくなるので、子供たちも喜んでいるけれど、私が一番嬉しいんだと思います。
一日目、仕事が終わって家に帰ると、キッチンが新しくなっていました。
こんなに早業なんだと思いましたが、まだ使うことはできず、ばんごはんは某持ち帰り弁当でした。
朝はパンと牛乳。
食事は私のアパートでとることになりました。
なので狭いアパートに5人、ぎゅうぎゅうになりながら食べる食事はとても楽しくてこれもいい思い出になるんだろうと思いました。
子供たちを送り出すと同時に、両親も実家に帰ります。
職人さんたちは朝が早く、両親も早く帰らないと職人さんたちが来てしまいます。
私も、その後すぐに出ないといけないので、数日間は毎朝大騒ぎでした。
でも、これもまた良い思いでです。
月曜日から始めて、金曜日にはお風呂まできれいになりました。
そして、土曜日には片づけをして、日曜日にはのんびりと新しいお風呂にみんなで入りました。
最初に入ったのはもちろんお父さん。その次にお母さんと娘たち。
私は最後に入って、掃除をして出ました。
初風呂掃除です。
でも、新しいからすぐきれいになって、カンタンでした。
リフォームを終えて、今度は私たちのお引越しが待っています。